今度、TOEICを受験するけど、
- 腕時計って必要なの?会場に時計があるって聞いたけど!
- 時計の種類によっては失格になるって本当?
というようなことが、気になっていませんか?
そんな人に向けて、TOEIC試験で使用OKな腕時計、NGな腕時計を具体的に紹介します。
時計が原因で受験資格を失うこともあるので、事前に確認しておいて損はないはず。
- TOEIC試験で持ち込み「OKな腕時計」・「NGな腕時計」
- 時計が原因で受験資格を失った事例
- TOEIC試験での腕時計の必要性
本記事を読むことで、TOEIC受験の時計に関する不安と心配を解消できます。
TOEICの試験に持ち込み可能な腕時計は?
まずは結論から。
腕時計であれば、アナログ型・デジタル型を問わず、持ち込みOK。
- 腕時計(アナログ・デジタルともに可)のみ
ただし、アップルウォッチをはじめとするスマートウォッチと総称されるものは「ウェアラブル端末」に該当するため、持ち込みNGです。
- 携帯電話
- 置時計
- ストップウォッチ
- ウェアラブル端末 など
以下の観点で持ち込みNGとされていると考えられます。
- 音やライトが他の受験者の邪魔になる
- カンニングに利用される可能性がある
参考として、TOEIC公式サイトの腕時計に関する案内を紹介しておきます。
腕時計
試験中に時刻のアナウンスはいたしません。
TOEIC公式サイトより引用
また、腕時計以外のもの(携帯電話・置時計・ストップウォッチ・ウェアラブル端末など)を時計として使用することはできません。
失格にならないために!TOEICで持ち込む腕時計の注意点
前述のとおり、腕時計であれば持ち込みOKなのですが、ここで注意したいことが。
それは、「アラーム音を鳴らさないこと」。
試験中にアラーム音を鳴らすとその時点で退室処分となり受験資格を失うからです。
(試験前に試験官からクドいくらいに説明があるので言い訳の余地なし。)
自らの経験をもとに特に気をつけたいシチュエーションをまとめました。
【体験談】100均で売っている腕時計には要注意
普段から腕時計を使っている人は問題ないと思いますが、試験の前日や当日に急いで腕時計を用意した人は要注意(私です)。
ダイソーやキャンドゥなどの100均で購入したデジタル型の腕時計は、デフォルトでアラームがONになっている可能性が。
そのうえ、100均の腕時計に付いている説明書は中国語で書かれていたりして、アラームをOFFに設定変更するのが難しいんです。
また、実際にその時間にならないとアラームの設定が反映されているか確認できないことも。
試験中にアラームが鳴ったらどうしよう…
今まで勉強してきたことがムダになる。。
と、私のように試験前に不安で押しつぶされないためにも、時計は余裕を持って用意しましょう。
TOEIC受験時はなぜ腕時計が必須なの?
それは、9割の人が時間不足に悩んでいるからです。
試験時間内ですべての問題を解ききれるのは、TOEIC 900点レベルの英語上級者だけ。
Part7の長文問題で読み直しが発生する人は、間違いなく時間が足りなくなります。
スコアアップを狙うには時間管理がカギとなってくるので、試験の残り時間を把握するために腕時計は必須。
「1つの問題に時間を使いすぎて、解けるはずだった問題を逃してしまった」
ということがないように、どのパートを何分で解くのか事前に決めておくことが大切です。
600点〜700点の人向け!TOEIC 理想の時間配分
参考に私の時間配分を紹介します。
Listening(リスニング):45分
流れてくる音声に沿って試験が進むので、時間配分を考える必要はありません。
Part | 設問数 | 問題形式 | Partあたりの時間 |
---|---|---|---|
Part1 | 6問 | 写真問題 | 計3分 |
Part2 | 25問 | 応答問題 | 計9分 |
Part3 | 39問 | 会話問題 | 計17分 |
Part4 | 30問 | 説明問題 | 計16分 |
Reading(リーディング):75分
前半のPart5、6を早く終わらせて、Part7にどれだけ時間を残せるかがポイントです。
Part | 設問数 | 問題形式 | 1問あたりの時間 |
---|---|---|---|
Part5 | 30問 | 短文穴埋め問題 | 20秒(計10分) |
Part6 | 16問 | 長文穴埋め問題 | 40秒(計10分) |
Part7 | 54問 | 長文読解問題 | 1分(計55分) |
時間は足りなくて当たり前。
Part7は10問〜15問を捨てるつもりで挑戦しましょう!
TOEICの試験会場によって壁時計が設置されていることもありますが、座席によっては見えないことも。
以上のことより、試験時間の効率的な管理のために腕時計は必須といえます。
気になるTOEIC受験時の腕時計に関するQ&A
気になるTOEIC受験時の腕時計に関する疑問点についてまとめました。
300点〜500点台の人はあるコツを押さえるだけで、すぐに30点以上のスコアアップが可能!
知らないと損するコツはこちらの記事で紹介しています!
Q1.TOEIC受験時に使用OKな腕時計、NGな腕時計は?
持ち込みOK、NGの腕時計は次のとおりです。
- 腕時計(アナログ・デジタルともに可)のみ
- 携帯電話
- 置時計
- ストップウォッチ
- ウェアラブル端末 など
Q2.TOEICでおすすめの腕時計は?
少しでもスコアアップしたい人には、この時計がおすすめです。
アナログ型の腕時計はアラーム音が鳴る心配がないので安心して受験できます。
この時計だと試験時間の残りが一目でわかるので、試験時間を有効に使い切れます。
Q3.TOEICの試験会場に時計はありますか?
会場によっては、掛け時計があります。
しかし、時計がない会場のほうが圧倒的に多い(体感で時計なしの会場が8割)ので、腕時計は用意しておきましょう。
Q4.TOEIC当日に必要な持ち物はなんですか?
必要な持ち物は次のとおりです。
- 受験票(証明写真を貼付)
- 本人確認書類
- 筆記用具
- 腕時計
上記以外にも飲み物、テイッシュ、薄手の上着があると便利です。
当日の持ち物などに関連して、以下の記事は読んでおいて損はないです。
Q5.TOEICの結果はいつから確認できますか?
最短で試験日より17日後のお昼に確認できます。
詳細は次の記事で紹介しています。
Q6.どうすればTOEICのスコア(点数)を伸ばすことができますか?
様々な勉強法がありますが、私はスタディサプリでスコアを伸ばすことができました。